- 出っ歯:治療開始13歳6か月
小臼歯4本抜歯して口元の前突感を改善しました。
@主訴:上の前歯が出ているのが気になる。
A診断:U級T類の上顎前突と診断。口唇閉鎖不全を認める。
B年齢:治療開始は13歳6カ月
CD治療に用いた主な装置、抜歯部位:上の前歯を後退させるのにヘッドギアを使用し、上下第一小臼歯4本抜歯後上下にマルチブラケット装置を装着し、個々の歯の排列を行った。
E治療期間:動的治療期間は2年8ヶ月。
F治療費:治療費は488000円(平成15年時)。
Gリスク、副作用:出っ歯は外傷を受けやすいとされているが、本症例は動的治療中に交通事故により上顎前歯部を打撲。一部歯の埋入を認め、安静期間を設け、通常かける力より弱い力で歯の移動を行った。それにより治療期間が少し延びた。打撲の影響による上の前歯の歯根吸収は認められなかった。