・クアドヘリックス
拡大治療前
拡大治療後

・バイヘリックス
拡大治療前
拡大治療後

@主訴:下顎右側、側切歯の舌側転位

A診断名:上下歯列の狭窄による叢生

B年齢:7才8か月

C治療に用いた装置:上顎クアドヘリックス、下顎バイヘリックス、上下前歯部にマルチブラケット装置、固定源として上下第一大臼歯にバンド装着し、前歯部のみ排列を行う

D永久歯は非抜歯

E治療期間:2年0か月

F治療費:402000円

Gリスクと副作用:側方拡大するワイヤーが歯肉に食い込む、舌が痛いなど、軟組織に損傷を与えることがある。歯に合着してあるバンドの脱落や、バンドに蝋着した部分の損傷が起こりうる。バンド周囲の歯肉炎が発生することがある。口腔清掃状態が悪ければマルチブラケット装置の周りに虫歯が発生することがある。

・矯正装置(B)


ヘッドギア

@治療内容:上下額第一大臼歯を遠心に移動するために、就寝時と在宅時に使用

A費用:22000円+調節料3300円×来院回数

B治療の主なリスク、副作用

歯に合着しているバンドの脱落、バンドに蝋着した部分の破損
バンド周囲に発生する歯肉炎


プロトラクター
@治療内容:反対咬合を改善するために、上顎に装着したリンガルアーチよりゴムで牽引する、就寝時と在宅時に使用

A費用:33000円+調節料3300円×来院回数

B治療の主なリスク、副作用

オトガイ部に力が加わるため、夏期にはあせもや湿疹ができやすいので、ガーゼやスポンジなどで皮膚へのあたりをソフトにする必要がある。
顎にかける力により、顎を開けるときに痛いなどの症状ができることがある。



機能的顎矯正装置
(アクチベーター)
@治療内容:出っ歯や反対咬合を改善するのに、主に就寝時に使用する

A費用:49500円×調整料3300円×来院回数

B治療の主なリスク、副作用:プラスチック部分の破損の可能性あり。
鼻閉、口呼吸がひどい場合は使えない時がある。定期的に再製作の必要がある。
口があけずらい、顎の関節が痛いなどの症状が出ることがある。


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