- 受け口 :非抜歯治療です 。治療開始 13歳3か月
@主訴:下あごが前に出ていること、上の前歯のすきまが気になる。
A診断名、主な症状:骨格性のV級の下顎前突と診断。
B年齢:治療開始は13歳3カ月。
C治療に用いた主な装置:非抜歯治療として上下マルチブラケット装置を使用し、上顎前方牽引装置(プロトラクター)を3年2ヶ月間併用。
D抜歯部位:非抜歯
E治療期間:動的治療期間は4年7カ月。
F治療費:治療費は423000円(平成16年時)。
Gリスク、副作用:治療効果が得られなければ抜歯治療に移行することや、外科的矯正治療に移行することは十分考えられた。思春期の成長のスパ−トが起こる時期より前に動的治療を開始すると動的治療の期間が長くなる。マルチブラケット装置の装着期間が長くなればむし歯になるリスクも増大する。